子どもたちが身につけなければならない「脳力」は指先トレーニングが効果的です。「注意力」「集中力」「洞察力」「分析力」「問題解決力」そのすべての基礎をそろばん学習で培うことができます。
自分の力で計算できるということは、読み・書きと同じように、人の一生にとってとても大切なことです。子供時代に身に付けなければならない大切なことがいろいろありますが、計算する能力は、中でも特に大切なことの一つです。それには珠算の練習が最適な方法です。
そろばんを学習すると、イメージして行う暗算力が身につきます。これは、わずか5つの玉で0~9までの数を表現できるそろばんの構造が、そのイメージを容易にしているからです。暗算の名人になると、現在では16桁の計算が暗算できてしまいます。
フラッシュ暗算とは、コンピュータの画面にフラッシュ式で出題される数字の問題を珠算式暗算を使って計算するものです。初心者から上級者までの全ての練習者においての暗算力を上達させることのできる画期的なプログラムです。
堺市南区で50年以上そろばん教室を続けながら、幼少期におけるそろばん学習の効果を実感して参りしました。以下に、その効果について少し説明したいと思います。
新しい情報を学んだ後、すぐに復習することで、その情報が短期記憶から長期記憶に移行しやすくなります。脳科学の研究によると、記憶は学習直後に繰り返し復習することで強化されることが示されています。特に幼少期は記憶の基盤を形成する重要な時期であり、その日の学びをすぐに復習することで、記憶の定着が効果的に促進されます。
その日のうちに学習内容を復習することで、理解が浅い部分や疑問点をすぐに確認し、解決することができます。これにより、学びが深まり、次の日以降の学習の基盤をしっかりと築くことができます。また、教師や保護者と一緒に復習することで、子供が自分の理解を確認し、必要に応じて補足説明を受けることができます。
幼少期にそのばん学習の習慣をつけることで、計画的な学習習慣が形成されます。これにより、自主的に学びを進める姿勢が身につき、将来的な学習の成果にも大きな影響を与えます。
学んだことをその日のうちに復習し、理解を深めることで、子供は自分の学習に対する自信を持つことができます。自信を持つことで、学習へのモチベーションが向上し、さらなる学びへの意欲が生まれます。
幼少期のそのばん学習は、記憶の定着、理解の深化、学習習慣の形成、自信の向上に効果的です。この習慣を身につけることで、子供の学習に対する積極的な姿勢が養われ、長期的な学習の成果が期待できます。親や教師が子供と一緒にそのばん学習をサポートすることで、効果を最大限に引き出すことができます。
コンピューターの発達で膨大な情報量が社会を行き交っています。必要な情報を、いち早くキャッチし超速で処理する「脳力」は21世紀の必須能力のひとつです。ソロバン・アンザントレーニングは、一貫して数字による情報処理トレーニングを行っています。数字をミスなしに速く読みとり、右脳で秒速処理を行い、左脳で正確な数字情報に変換します。インプットからアウトプットまでをソロバントレーニングを通して、情報処理能力を育てていることになります。この「脳力」は学力と並び大切な武器となります。数字処理能力と文字処理能力は将来の為にも子ども時代に身につけたい能力のひとつです。(日本珠算連盟HPより)
ソロバンの検定試験は制限時間に規定問題数を正解しなければなりません。 1級のかけ算を例にとりますと、6桁×5桁の問題を計算する過程において、100回以上の指先操作を要求されます。計算中は、かけ算九九を30回唱え、 11桁(100億)の答えの記入が許されます。その間、一度のミスも許されません。この、問題を20回繰り返すと規定問題数を計算し終えたことになります。そして、指先の動きは、かけ算種目だけで、なんと2000回以上を数えます。「指先は外に出た脳」と言われていますように、ソロバン学習が指先トレーニングによって脳を育てていることがおわかりいただけると思います。(日本珠算連盟HPより)
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